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氏 名所 属
森地 茂 政策研究大学院大学 教授

■ご意見の内容


○ 人口が減少するなか、広域的に生活を行うためのネットワークが必要になるのでは。

○ 構造物の対策を考える時、ネットワークとしての繋がりを意識しながら考える必要がある。現場では、構造物の対策をする時、どこからやればいいのか模索している。個々に考えていくのではなく、ネットワークとして考えていくべき。管理や危機管理などを考えた場合も、どのようなネットワークが重要かを考えて、補修や管理を行っていくことが重要である。

○ 次の日本を支える道、地域を支える道、明日の日本を支える道、のように地域が求めている道のイメージを持つべきではないか。道路が基幹で、国土形成計画を支えるメインのインフラは道路というイメージを持っている。

○ 本格的な人口減少社会が到来するまでの今後10年で整備していくことが必要とよく言われているが、実際は第二次ベビーブーム世代がリタイヤする30年後がより深刻な状況になるのではという意見もある。

○ 路上工事については、今まで取り組んできて、ある程度減ってきていると思うが、市町村道等について相変わらず批判の声がある。

○ 都市内の道路のヒエラルキーも考え直し、都市内の道路も整備すべき。都市内の道路のあり方を考え、コンパクトシティとインフラ整備はどういう関係なのか、都市によっていくつかのシナリオを作るべき。