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氏 名所 属
村田 清司 北大阪商工会議所 会頭
((株)アクセス代表取締役会長)

■ご意見の内容

枚方市は南北に走る国道1号がいつも渋滞しており、いわば「陸の孤島」のようになっている。
国道1号の(枚方市)中振の交差点から(枚方市)田口の交差点まで約5kmの間に信号が11か12くらいある。信号が多すぎて混雑している。
旧国道1号の京都守口線についても信号が多く、渋滞がひどい。
コマツやクボタなどの大企業はアクセスの便が悪く製品輸送に大きな問題が生じている。経済界にとって交通の便は極めて重要である。
救急医療病院である関西医大病院が、枚方市駅近郊に出来たが、アクセス道路が混雑しており問題である。なお、国道170号から関西医大病院までの京都守口線の北進側を2車線にしたのは良かった。スムーズになった。
空港へも道路事情が不便で行きにくい。
阪神高速道路を枚方まで延伸することについて、相当以前から要望していた。現国道1号のみでは大阪方面へのアクセスは不十分である。
幹線道路である国道1号が混雑するから、他の道路も混雑しており、悪循環となっている。
以前、枚方市、寝屋川市、交野市の3市合併の話しもあったが、これらの市の施設を相互に結ぶ道路の問題がある。
渋滞のため、枚方から大阪までの所要時間が予測できないのが問題である。渋滞がなければ30分だが、1時間程度必要な場合もあり、結局早めに出発してしまい、多くの無駄な時間が生じ、不経済となっている。なお、京都方向への定時性は第二京阪道路が枚方東ICまで整備され相当向上した。
地方に行けば、何故こんな所に、こんな立派な道路が、と感じることがある。都市部の渋滞対策のため、もっと整備すべき箇所があるのではないか。
これらの観点から、第二京阪道路の早期完成が不可欠であり、また第二名神も早期に進める必要がある。

【まとめ】
・経済活動を行う上で、幹線道路の整備は重要。
・移動場所への所要時間が混雑などによって予測できないことは経済活動上、無駄が大きい。
・幹線道路へ接続するアクセス道路の整備が必要である。
・第二京阪道路及び第二名神の早期完成を望む。