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氏 名所 属
長野 克也 九州東海大学 農学部 応用植物科学科 農学博士

■ご意見の内容

@道路政策について
 ○産業・物流ラインとして利用している道路と、地域住民の生活道路が混同していることにより渋滞が発生しているため、道路を目的別にすみわけする必要があるのではないか。
Aその他
 ○地域活性化の基本は道路である。
 ○地方の道路を整備することは重要である。地方の産物がより早く中央に運ばれることにより、中央での消費が拡大するとともに、地方の農林水産業が発展することになる。
 ○地方の道路の整備が必要な理由は、もちろん物流は主体ですが、以下の点についても考慮しても良いのではないか。

・景観に配慮し、観光産業が発展するような道路づくりを行う必要があると思う。

・道路の景観も財産と考え、たとえば地域の特性を活かした植物をコンセプトを決めて植栽し、県内全てが植物園というふうになれば、道路を通るだけで何の植物かが解るといったこともできると思う。
 ○道路を造ることにより環境が良くなるという逆転の発想を考えている。道路の法面や分離帯にメンテナンスフリーの植物(水コケ類)を植えることにより、埃や排気ガスを吸着(CO2の吸収)させ、また騒音の軽減、さらに温度上昇を抑制しヒートアイランド現象を抑える効果があると思っている。