○重点化すべき道路施策
１．高速道路の必要性は理解できるが、立派なものでなくても良いと思う。現道の活用も一つの方法。少し直して高規格道路にした方が国民の理解が得られるのではないか。交通量によっては格安に整備できるのではないか。
２．高速料金が高い。もっと安くできないか。料金を下げることで利用者が増え利用者に寄与できると思う。ＥＴＣをもっと普及させるべきと思う。
３．道路情報ボックスについては、まだ繋がっていないところがある。国道は全線早期整備して欲しい。


○道路に関して無駄と感じること
１．効率化の観点では、道路のライン引きについては毎年引き直しということより恒久的な材質を開発してコストを下げることを考えて欲しい。
２．ライフライン整備における、上下水道、電力、通信については別々に道路を掘り返しているところが見受けられる。事前の工事調整も理解できるが、どこかの機関が一元的に調整するところがあっても良いと思う。
３．除雪の効率化では、特に都市部の生活道路における運搬排雪開始時期の周知について、住民へのＰＲをもう少し多く行ってはどうか。


○優先度の高い政策
１．危険箇所の対策が急務と思う。また、交通事故の多いところは標識ではなくルートの見直しをするなど、思い切ったことをしてはどうか。
２．都市部の交通渋滞対策としては、Ｒ２３０号札幌〜定山渓間の渋滞対策として、迂回ルートの検討を緊急にして欲しい。
３．既存道路の整備に、体の不自由な方々のためにバリアーフリー施策は推進して欲しい。


○道路施策に対する自由意見
１．道路施策の推進にあたっては、広報宣伝活動をもっと積極的に進めるべきである。政府公報のように堅くなく、何が問題で何をしようとしているのかを打ち出すべき。新聞掲載においても、男女問わず誰でも理解しやすいように、経緯を説明し施策を訴えることを考えて欲しい。例えば裁判員制度の広報活動に見られる説明会のように一般を巻き込む形を取るのは如何ですか。
２．事業の計画から実施の間が見えないことが多い。組織としては決定してから動き出すと言う側面があるため地域から理解が得られないこととなる。計画立案から工事着工までの流れについて地域に特化した形の説明や宣伝を行うことによる、特定地域へのアピールが必要と思う。