閉じる
氏 名所 属
長友 治 鵜戸山をかっとしやる協議会 会長

■ご意見の内容

・国道220号の日南海岸では通行規制区間が3カ所あり、生活する上で非常に支障をきたしている。
3つの通行規制区間に挟まれた地区は駐在所も無く、規制されると外部と連絡する道路がなく陸の孤島と化し、住民として不安。
このため防災工事を優先し、連続雨量170mm規制を180mmや200mmに上げるなど早く通行規制区間の緩和に務めて欲しい。
また、防災工事にあわせた規制区間の見直しを行うにあたっては、使いやすいやり方を地域と考えていくことが必要。

・景観に配慮した取り組みや工夫を更に進めることが必要。道路防災を取り組む上で、トンネル等の整備はやむを得ない区間もあると思うが、日南海岸の景色を楽しめる(海の見える)国道として残す工夫をして欲しい。また最近、当地区内の盛土法面等の除草コストを抑えるため、モルタル張りを行った箇所がある。これは通行車両からは見えないが、地区で住んでいる者にとっては景観が悪くなった。景観を含め総合的な道づくりをもっと地域と話ながら行うべき。

・国土交通省の施策でボランティアサポートプログラムがあるが、非常によい取り組みと思う反面、最近では、道路植栽等、ボランティアに押しつけているように感じる場面もある。
当地区では高齢者の人口が多く、ボランティアグループを組織しても若手はいないため肉体的な負担が大きい。
このような地区でボランティアに頼る部分が多くなれば、逆にボランティアは減っていき継続することができない。
ボランティア活動にも限界があり、国土交通省もそういう状況を踏まえた援助や支援が必要。

・シーニックバイウェイの取り組みについては、今年度、新たな動きがあると聞いている。
具体化した内容を早く示して欲しい。また、シーニックバイウェイの取り組みにおいては、国、県、市町村一体となって進めて欲しい。