○道路施策に関する改善点
・運送事業者として道路整備のために軽油引取税など重い税負担に耐えているのに、道路特定財源を一部とはいえ一般財源にするのは納得出来ない。

○道路政策の効率化
・計画路線が一部地権者や住民との関係から利用しづらい設計に変更になることが国の事業には多い気がする。
計画段階から、地域住民に対して丁寧な説明と意見交換を、もっと真摯に行った方がより効率的な道路整備が出来ると思う。

○無駄と感じること
・本州・四国連絡道路は２本で良かったと思う。
・首都圏、大都市圏の道路整備事業（全てではない)。

○道路政策の重点化、優先度の高低
・人口の首都圏一極集中の是正と国土の有効利用の観点から、大消費地である首都圏までの輸送効率を考え、首都圏より遠い地方から高速ネットワークを充実していくべきである。

○特に留意すべき点
・道路は産業発達の為の重要なファクターであるが、同時に地域経済にとってはデメリットとして作用する場合がある。計画段階から地域住民の意見をより汲み取る努力が必要と思う。

○意見、要望等
・首都圏・大都市圏はバイパス道路を充実させて、中心市街地へは道路よりも公共交通機関をより充実させるべきである。これ以上、都会を便利にするよりは、国土の均衡発展のために地方こそ有効な道路の整備が必要と感じる。