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氏 名所 属
長尾 登起夫 名古屋港管理組合 企画調整室長

■ご意見の内容

●公共工事の削減、道路の整備は終わった・・・。と言われているがいったいどこの地域を指して言っているのか? 臨海部ではまだまだやるべきところはある。
●名古屋港は湾奥に位置しているため、他の重要港湾と比べ、道路との直結性が高い。特に物流の拠点となっている西部地区と直結する環状2号線の西南部・南部区間の早期整備が望まれる。
●企業は物流の効率化を図るなかでコストだけでなく、時間が計算出来ることをポイントとする。
●コンテナ以外のPCC船(自動車専用船)の利用も多く、ハブポートとなっている。
●高速道路も重要だが一般国道に依存するコンテナも多い。一般国道の整備も並行してお願いしたい。
●伊勢湾岸道路の社会実験は効果があり、ETC割引が適用されたことは非常に有り難い。
 名古屋港はトヨタ関連での三河との物流が主流のため伊勢湾岸道路の利用は多く、まだまだ伊勢湾岸道路は割高感がある。是非社会実験等を行い、料金の低廉化を図っていただきたい。
●企業は、災害時の緊急輸送路も視野にいれて輸送経路を考えている。道路1本整備したから良いのではなく代替え道路の整備も重要である。
●また、企業は渋滞を延長で考えるのではなく、渋滞通過時間でコストを考えている。渋滞緩和は通過時間の緩和と考えるべき。