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氏 名所 属
長田 幸夫 亀山商工会議所 会頭

■ご意見の内容

○道路政策に関する、改善点如何
(1)地域経済を担う道路整備、主要たるネットワークの整備が必要(時間価値の向上)
・亀山にシャープ(株)が進出したのは、東名阪〜西名阪、第二名神等の高速道路網が充実しているため。亀山市から四日市港へ早く行けることが重要。商品はグローバル化であり、時間短縮、大型車がスムーズにいける産業道路の整備と、東紀州の42号が1本の中で南回りの高速道路がなく、医者がいない状況で命に関わる道路も必要であり、高速道路と地域道路の一体化が重要である。
・中期計画で必要なのは、車が安全で通れる道路整備であり、北勢バイパス、関バイパス、国道306号、中勢バイパス、東海環状(西回り)の整備が必要である。
(2)域外ネットワークの整備は域内の交通安全、利便性の向上につながる
・国道1号は鈴鹿峠入口まで片側1車線であり、関バイパスを鈴鹿峠までつなげる必要がある。
・国道306号「じゅんけん街道(亀山〜菰野)」は農免道路より劣る。大型車走行が困難で、長明寺交差点の右折レーンなし。通学路でありながら歩道がない。
・これら幹線道路の整備により町の中に入っている車の排除ができ、地域の安全性の向上につながる。

○効率化を徹底する場合の重視すべき点如何
(1)ETC向上をもっと強烈に進めるべき(ETCの利便性の拡大等)
・IT化を活用した道路政策の推進が必要である。 
・ETC利用の動きが弱くなってきたと思う。ETC専用レーンが少ないので、ETCレーンを主にすることにより、人件費の削減、効率化によりコスト縮減が図られる。
・ETCレーンの配置では、通常左側に寄っている。ETCレーンは本線から真っ直ぐ入れるレーンにしてスムースに流れるようにすべき。

○その他、道路政策全般に関する意見等
(1)道路審議会等の委員メンバーについて
・都会の意見が反映されて、地方の意見が反映されていないと思われる。もっと地方の意見を入れ議論すべき。
(2)道路財源の確保について
・一般財源化は反対してきた。この地域は成人になれば車は必需品。(保有台数高い)目的税で設けた財源を他に使用するなら、揮発油税をなくして消費税を上げれるなどすればよい。生活が便利になることを望んで我慢してきたのに一般財源化はもっての外である。