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氏 名所 属
中川 安之 (財)全国旅行業協会滋賀県支部 支部長

■ご意見の内容

1 これまでの道路施策に関する改善点や効率化について
・鉄道やバスなどの公共交通機関の利用を促進するなど、自動車利用総数を抑制する対策が必要である。

2 今後、取り組む道路施策の重点化について
・日本の国土軸である東名・名神高速道路や中国自動車道には交通渋滞が発生するボトルネックがあり、また緊急災害時の代替えとなる路線(セーフティネット)も無く、国土軸としての機能を果たしていない。 一方、中国では、高速自動車道路網が発達しており、主要な都市にはいくつもの環状道路が整備されている。
 ネットワークの繋がっていない高速道路の整備や都心部に入る交通を分散させる環状道路の整備が必要である。

・国道8号の交通渋滞が著しく、長期的にはバイパス整備が必要であるが、短期的には交通流動を的確に把握して交差点改良や信号現示の改良を行い交通渋滞の緩和を図る必要がある。

・長浜市などの観光地ではバスなどの駐車場不足が交通渋滞を引き起こしており、観光地の渋滞対策にも力を入れる必要がある。