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氏 名所 属
西山 明彦 唐招提寺 執事

■ご意見の内容

【道路の必要性・優先度他】
・文化観光拠点としての奈良の将来のためには、道路は必要。
 大阪−奈良のルートは既に出来ているが(第二阪奈道路)、京都−奈良のルートは一般道路のみ。直結ルートが必要。奈良を経て伊賀へ抜けられるようなルート。
・これまでの道路は経済優先。
 これからは家族の分散化をつなぐのが道路(おじいちゃんに会いに行く):生活用。
・有事(天災、テロ)の際には、空港、道路は必要不可欠。
 道路自体がライフライン。頑丈な道路が必要。
・現在、鉄腕アトムで紹介された未来的グッズがほぼ現実化されている。
 空を走る道路等、当時から道路は沢山つくる必要があると認識されていた。
・道路は人間の血管と同じ、毛細血管のように必要な箇所では、もっと作る必要がある。
 作ること自体は既に効率化を十分はかっていると思うが、手続き(談合)等で非効率になっている。

【計画策定に対するご意見】
・ニーズの多様化、変化に対応できる計画策定をすべき。
地域、地域を細かく見て、適宜見直す等、柔軟な対応が出来る計画とすべき。

【重視すべき点】
・唐招提寺では金堂の修理中であり、国の補助金をいただき、期間は10年間、金額は決まっている。
 現場ではやってみなければわからないこともあり、金額の増減に対応出来ることが必要。
 しかし、現場任せでは不正が起こる。チェック機能は必要。透明性を高めるべき。

【意見集約時の留意点】
・地域のオピニオンリーダーが、地域の様々なニーズにあった意見を集約・発信すべき。
寺としては観光道路がほしいが、地域はそういう考えの人ばかりではない。
 いかにして意見をまとめるかが難しい。声の大きい意見だけが通ることは問題。