スケジュール管理として、お盆、年末等の移動が多くなる時期での工事を避けるよう工事発注時期の見直しの必要性があるのではないか。
危機管理上の道路利用の概念として、南海地震対策としての緊急輸送路および非常用道路の整備・確保を早急に進めることが大切である。
　幹線道路の新設・拡幅が地域全体の人・車の導線を変える可能性があり、地域経済に多大な影響を与える危険性も考えられるため、充分な影響調査を実施することが肝要でそれを道路計画に反映させるべきと考える。(地域住民など関係者とのコンセンサス。)
　また、猪ノ鼻道路の完成後、地価の安い香川県側に住居を移すことも考えられ、丸亀市などへの消費者の流出などストロー現象が予想されるため、このような道路整備には、利便性向上等のメリットと地域によれば人口移動等の問題も出てくるし、そうなれば地域の活力である人口の流出現象が問題になる。地域経済のベースであるところの人口の減少傾向が顕著になれば甚大なデメリットも想定されるところであるため、地域の実態を考慮した道路整備を望む。