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氏 名所 属
折谷 泉 函館21の会 代表幹事

■ご意見の内容

今後の道路政策において、北海道は道路整備が遅れており高速道路のネットワ−ク化が中途であり、効率化以前の話である。個別事業のスピ−ドアップを図るためには、メリハリある投資が重要であり、スケジュ−ルが大切となる。また、質の高いものを作るにはコストがかかり、一律にコストを下げるのではなく、メリハリが大切だと思う。例えば、ただ走るだけではなく豊かさや美しさを感じられる場所などを作ってはどうか。観光都市函館においては、観光という素材を生かすためにも道路整備は重要である。

 当地域では、北海道新幹線の活用等において、色々と議論がされているが、新駅・空港・港湾更には都市部とのネットワ−クの強化にあたっては横断的な議論が大切。地域の人々が事前に、道路等の整備を見据えて、しっかり議論することが、社会資本をより有効活用できることになると思う。活用する世代の人々から多くの意見を求める場の提供も必要ではないか。

 また、インタ−チェンジ周辺の利便性は非常に高く、公共施設等(病院、役場など)の立地により、人口減少で施設の集約が進んだ場合でも、地方との連携強化が図れるのではないか。

 渋滞している箇所は、一番使われている箇所であり街の顔であることが多い。道路政策としてはそこを解消することでPRできるのであり、優先度を上げるべきである。