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氏 名所 属
小山田 憲正 仙遊寺 住職

■ご意見の内容

・道で文化が育つ、今は効率性を求めすぎている。
・歩き遍路など、1日20、30km歩道を歩く立場としては、歩道は舗装していないほうが歩きやすい。
・植樹帯の維持にお金をかける必要はない。業者が手入れするのは無駄。ボランティアとして地域の方々に行ってもらえるのではないか。花植えなどの活動も出来る。
・地域でボランティアを行ってくれる人は大勢いる。お年寄りに頼めば嫌とはいわず、意欲をもって協力してくれるのではないか。
・地域、季節を感じる道づくりが必要。今は全国一律に感じる。植樹されている木も地元にはない、管理しやすい木を植えている。地域にあった植栽を行うべき。
・近くに2車線の県道があるが、近々4車線にしようとしている。利用者もほとんどなく、必要無く、無駄と感じる。生活道は現風景を残した、少し不便な道路でも良い。四国は広域幹線道路の整備は遅れていると感じる。南予に行くにも相当な時間がかかる。愛南町は日本で一番空港まで時間がかかるのではないか。そういう所にこそ、高速道路の整備が必要である。
・古いトンネルは、狭くて歩道がなく歩行者は危険。避難抗を歩道として利用するなど、お金をかけずに対策は出来ないか。
・自転車は歩道を通行しているが狭くて危険。自転車通行帯を作るべき。田舎の歩道は幅50、60cmで一人歩ければ良いのではないか。
・昔の街道には、一里塚などに同じ木を植えていた。今後、そういった整備も進めれば良いのでは。道の駅という発想は非常に良かった。
・四国の道路には菜の花を植え、お遍路さんが歩き、菜の花が咲いている風景を作るべきでは。
・国幹道は国土の発展のために必要。人の移動も広がり、地域の活性化にも繋がる。しかし、本四道路の通行料は高すぎる。低減が必要。また、高速道路は原則無料であるべき。
・ゴミの不法投棄が多く、処分に大きな費用が必要。罰則を厳しくし、飲酒運転のように犯罪と感じるようにすべき。町がきれいになるように、意識(モラル)を高める必要がある。道路にゴミステーションを作ったり、ボランティア団体を作るのも良いのではないか。ボランティア活動により道に対する愛着も高まっていくのでは。
・防犯面もあると思うが、お遍路さんが夜間休めるように、道の駅、JR駅を開放して頂きたい。県外の方に良い印象を与えることにより、今後リピーターとなって四国を訪れてもらえる。