【これまでの道路政策に関する改善点】
　・鹿児島県は特に九州の南端に位置しているので、政府も道路整備に関しての意欲を高揚させてほしい。地元の意向も反映して積極的に取り組んでほしい。
　・住んでいる人が多いところは整備され、住んでいる人が少ないところは冷遇されている。ネットワークの整備をして全体として、利便性の向上に努めてほしい。
【今後の道路政策について効率化を重視すべき点】
　・８０km/hで何分で到着できるなど、もっと細かく案内する標識を設置するなどの、情報提供をしっかりやってほしい。また、最近は大分改善されてきたが、周辺の大きな街までの距離も表示した方がよい。
【道路に関して無駄と感じる点】
　・少なくはなってきているが、年度末に路上工事が多い。道路工事により交通渋滞が起きるケースがあるので、年間で平均して路上工事を実施してほしい。
【今後の道路政策で優先度が高いもしくは低いと考えている点】
　・地域の格差是正のために、南九州（熊本県・宮崎県・鹿児島県）一体となって、観光をメインにがんばっていくことが重要と考えている。そのためには、必要な道路整備を実施してほしい。
　・志布志港の改修が進んでいるが、港までのアクセスが弱い。物流効率化のためにも、東九州自動車道の整備は急務である。ちゃんと整備されれば、この前話題になったサンフラワーの撤退などの話もなくなる。規格の高い道路で整備されれば、宮崎だけでなく、大隅地域全体の物流効率化にもつながる。
　・今回供用した川内道路のような無料の自動車専用道路は目的地までの時間も読めるので非常によい。有料区間については、利用者が多くて黒字になっているところは、割引するなど、積極的に取り組んでほしい。
【国民の皆様に対し、ご意見を伺う上で留意すべき点】
　・高速道路の整備については、未整備地域の周辺の住民の要望を聞くなどして、具体的に意見を公表すべき。
【その他】
　・関係者から道路整備に必要な税金をとっているので、他の目的に使用するのではなく道路整備のために使用してほしい。