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氏 名所 属
小笠原 文也 岩手県トラック協会 釜石支部長

■ご意見の内容

仙人峠道路が開通し、峠部区間の急勾配・急カーブが解消されたことにより、運転手にとっては、輸送時間が短縮されたことも効果としてあげられるが、峠の急カーブ、急勾配の道路を通らない精神的負担の軽減がとても大きい。また、峠部区間を通らないため、燃費の向上につながり、輸送コストが縮減されていると感じている。
 釜石市の公共港湾ふ頭の整備、仙人峠道路も供用したが、まだ、釜石市内の渋滞があり、また、釜石からの内陸への幹線道路が国道283号の一本しかないため、事故・災害等の有事の際の代替路が必要。今後は物流の促進のためにも港湾との連携を図る道路整備として、一刻も早い遠野市〜釜石市間の高規格道路ネットワーク形成に期待している。
 道路特定財源の一般財源としての使用は目的外使用であり、納税者である物流(トラック輸送)業界としては、誠に遺憾である。本来の目的である、道路整備のために使用して欲しい。