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氏 名所 属
大島 煦美子 (財)新潟県女性財団 理事長

■ご意見の内容

●一般財源化の問題
・どうしてこのような話になったのか、道路網事情についても都市と地方とで格差が生じている。
●道路整備に関して
・道路は男性の視点で造られてきた。女性技術者を積極的に育て、男女両方の視点からの整備を。
・道路整備は直接的効果ばかりではなく、取り巻く環境(経済活動など)も良くなる。
・安心・安全な地域社会づくりということの視点を明確にして、業界としても積極的にアピールすべき。
●改善点
・道路網の充実(特に高速道路)を図るべき。地方に行けば行くほど粗になるなど格差が生じている。
・関係者が連携してビジョンを示すべき。パートナーシップの強化、コラボレーションの推進。
・設計の段階から事故を起こさないような工夫をしていくべき。
●無駄を排する
・研究を進め、コスト縮減、工期短縮の努力を続けるしかない。
●道路の無駄
・道路機能の有効活用のために、農道との連携を考えてみてはどうか。
●今後の取り組み
・街路と高速道路では、目的が違うので、どちらを優先的にとは言えない。
・道路は「いのち」をつなぐものである。それに格差があってはならない。
・街中では、「人」を大事にする道づくりが大切。高齢化社会に配慮が必要。
・安心安全、豊かな暮らしづくりを支える道路環境整備が重要であり、無機質なものとならないように。
●その他
・道路業界で実施されている様々な取り組みなどは等は、業界誌(紙)でのみ紹介するのではなく、幅広くアピールすべき。
・もっと駐車場案内の充実を図る。
・意識の転換が必要。「今までこうだった」からの脱却、「ハッ」とさせる仕掛け作り、新鮮味が大切。
(それには女性の登用が必要。)
・環境、街づくりにおいては、もっと自由な発想で、遊び心があってもいいのではないか。