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氏 名所 属
岡田 真美子 兵庫県立大学 環境人間学部 教授

■ご意見の内容

○地域づくりを考えるとき、歴史や長年の私たちの暮らしの中にヒントが隠されていることが多い。効率を優先する近代化の中で、そういった先人達の経験や知恵が忘れられていることが多く注意が必要である。
○新しい道路を建設するときには、その必要性、効果について、適切に合意形成をしていくことが重要である。その際、その土地の履歴に十分な配慮が必要である。
○渋滞の緩和はCO2発生源の削減につながるため、環境対策としても有効である。
○公共交通機関の整備も重要である。
○今の道路は、車を走らせるためだけに力を入れすぎている。街路樹を植えたり、高齢者も安心して利用できる幅員を確保するなど、道路に余裕が必要。
○幹線道路沿道の土地利用をきちんと考えて欲しい。渋滞を引き起こすものや景観を損なうものが多い。