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氏 名所 属
大田 哲哉 広島県バス協会長

■ご意見の内容

Q.これまでの道路政策について特に改善すべき点
・ 早期供用を図るため、事業のスピードアップが重要。
・ 道路の採算性がよく議論されるが、ネットワークが連結した上での採算予測とすべき。
・ 一旦渋滞に巻き込まれると出られなくなる。転回場所を作って、渋滞から抜け出せるように出来ないか。待ち時間を無くし、公共交通機関への乗り換えなどが出来るようになればよい。
・ 今後、ノンステップバスの導入に合わせて、高低差(段差)のないバス停や歩道整備が必要となる。現在、ノンステップバスにしか買い換えできないよう規制が行われているが、道路構造の規格が追いついていない。

Q.効率化を図るべき点、道路に関して無駄と感じること
・ 特段、無駄と思う道路整備は思い当たらない。

Q.道路政策の重点化を図る上で、優先度が高い又は低い課題への対応
・ 広島空港へのアクセスについて、定時性・速達性を確保する道路整備が必要。具体的には下記の路線。
@ 高速道路を通って切れ目無く運行できれば、広島市から空港まで30分程度で到達することも可能と思うのだが出来ていない。高速5号の早期整備を。
A 広島市から空港への運行路には代替路がなく、事故等による通行止めがあると困っている。バイパス(東広島・安芸バイパス)の早期整備も。
B 三次方面から空港へアクセスするための広島中央フライト道路の早期整備。
C 呉方面から空港へアクセするための東広島・呉道路の早期整備。
・ 都心環状線が必要。
・ バスは、街中の生活道も通らざるを得ず、歩道の整備も不可欠。

Q.国民の皆様に幅広くご意見を頂く上で特に留意すべき点
・ 公共交通機関の利用者の声も聞いてみて欲しい。特に、パーク・アンド・バスライドによって渋滞解消を図ってみようと思う住民がいるのか等を聞いてみて欲しい。

Q.その他
・ 交通機関の分担を替えようと思うのであれば、市中心部のロードプライシングや公共交通機関の振興策が必要と思う。それによって交通需要の最適化が図られるのであれば良いのではないか。また、広島では自転車の利用者も多く、路面電車などへの乗り入れも検討に値すると考えている。