・道路をつくる時に工事期間が長いのは悪である。
具体的な作業を始める前にはどれだけ時間をかけてもいいが、工事を始めたら早く供用しなければならない。住民にとって長く工事することは迷惑でしかない。　
工事の終わる時期を明確にし、周知することが大切である。住民の理解を得て、用地買収がすべてできてから工事を始めることを徹底すれば、多くの人が必要とする道路から工事ができる時代がくる。
　生活道路に対する評価方法を一般道路とは異なったものとする必要がある。それができていれば公にして欲しい。

・道路は交通ネットワークの構成員のはずである。
ネットワークとなって、本来の機能が効果的に発揮される。交通ネットワークのないところは生活上著しく不便であり、過疎を加速している。
例えば、高知空港から東にはネットワークができておらず、空港からの公共交通手段が全くない。

・既存道路の有効活用が不可欠である。
高速道路の料金を交通量が少ないところでは安く、極端にいえば無料にし、せっかくある道路を有効に活用すべきである。
利用者の立場に立ち、日本全体が良くなる施策をとるべきである。