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氏 名所 属
小笠原 邦子 阿蘇の未知を考える女性の会 代表

■ご意見の内容

@継続的かつ円滑な行政と地域住民のコミュニケーションについて
・要望等を通して行政サイドに地域の思いを伝えていくのだが、ようやくお互いに意思疎通が図れたと思っていたら転勤により担当者が変わり、また最初から同じ事を説明することとなる。
・転勤は公務員の宿命かもしれないが、行政側は確実な引継ぎとしっかしたデータベースを持ち、円滑にコミュニケーションが図れるよう努めて頂きたい。

A道路沿いに休憩施設がもっと必要
・道路沿いの休憩施設としては「道の駅」があるが、授乳室やベビーベッド(おむつ交換台)が設置されていない箇所がある。ある程度の利便施設はどの「道の駅」でも標準的に設置して頂くことを望む。
・積雪、凍結に伴う通行止により、大渋滞の中を目的地まで向かうこととなった経験があるが、その際、皆が必要としたものが休憩施設(トイレ)である。阿蘇地域の国道57号沿いには、休憩施設はあるものの間隔が離れており、このような状況下では機能しない。道路の性格により様々あるとは思うが、ある一定間隔で休憩施設が配置されることが望ましい。それは必ずしも「道の駅」のようなもので無くても良く、沿線の一般の家屋や店舗などと協定を結び非常時には協力を頂くシステムを構築するなど、様々な工夫により対応できるはずである。このようなことは行政が動く前に、地域で生活している私たち道路利用者でもできることがあるのではないかと考えている。民間の方に協力してもらうためには、地域の連携が重要であり、私たち阿蘇と、長陽や大津等の女性グループが活動をすることで、そのきっかけを作っていきたいと考えている。

B行政の縄張り意識の改善
・下水道工事等で何度も同じ場所を掘ったり埋めたりしている箇所や、まだ舗装の新しいところを掘り起こしている事例を見かける。これらの工事に要する費用は税金であり、国、県、市町村が連携して無駄のない、効率的な事業推進に努めて頂くことを望む。