○これまでの道路政策に関して、特にどのような改善点があると考えるか？
　・高齢者の運転が増えているなかで、市内の道路において危ないと思う事が多々ある（何処で曲がるのかわからず、迷いながら走っている）。標識を見やすく、効率のいい場所に付ける必要がある。
　・海外では自転車専用道路が整備されている。自転車専用道路を作ることで歩行者を危険から守るだけでなく、自転車の利用者が増えればCO2削減に繋がり温暖化対策にもなる。
　・駐車場が少ないため立体駐車場にしているが、立体駐車場は怖いとか駐車しにくいという人もいる。そういった人は、公共交通機関や自転車が使いやすければ、使うのではないか。駐車場を増やす一方で、他の選択肢も提供することが必要。

○今後、取り組む道路政策の一層の重点化を図ることが必要であると思いますが、優先度が高い又は低い課題への対応は何であると考えるか？
　・災害や病気、事故の際に出来るだけ早く病院に着けるようにして欲しい。現在、救急医療機関へ６０分以内という目標になっているが、３０分を１つの目標に考えて欲しい。

○国民の皆様に対し、幅広く意見を頂くこととしていますが、特に留意すべき点などあれば教えて下さい。
　・アンケート等では批判的な意見が多くなり、暮らしに密着した意見はあまり出てこない。また、役所主体の意見交換会という形では出席者の顔ぶれが同じになってしまう。NPOや地域づくり団体に協力してもらい何かの集まりのついでに３０分又は１時間程度意見を聞く場を設けてもらうと幅広い人達の意見を聞けるのではないか。

○その他、道路政策全般に関して、ご意見、ご要望等あればお聞かせください。
　・災害に救援物資などを道路だけでなくどういうルートで運ぶか現状の把握が必要。その上で、優先順位を付け、改善していく必要がある。
　・道路整備において経済性、効率性を優先させる考え方に、地元住民の方々が自分達の暮らしに恩恵が還元されないと思ってあきらめている部分がある。
　・道路を作ることで別の可能性が広がる使い方をして欲しい。そのために多彩なセクションとの勉強会を開催し、山形方式・東北方式みたいなものが出来れば良いと思う。
　・間伐材やリサイクル材を道路に生かせないか。キックバック出来る仕組みになれば更に良い（例：山形県のみどり環境公募事業）。