【重点化を図る上での課題への対応】
●今後、災害が増加していくことが考えられ、能登半島地震でも道路が寸断されたが、災害時における代替道路の確保・整備が必要である。

●都市部のような人口集中地域に道路整備が集中しているが、国土全体として道路ネットワークを整備していくことが重要である。

●都市部の道路整備は進んできたので、今後は地方部の道路整備が必要である。


【道路施策全般への意見・要望】
●飛騨地方について言えば、高速道路も含め地方の道路利用者のみではなく、都市部の人達も観光等で利用する。

●道路特定財源の受益者負担の考え方は重要である。

●地域・面的に事業を行う場合、国・県・市町村が個々に事業を行うのではなく、各々が調整し事業を行うことが重要である。

●全国一律の道路整備を行うことはなく、地域性を考え整備していくことが必要である。

●物流については、鉄道輸送との共存等、全体的なバランスを図っていけば、大型車中心とした大規模な道路整備は必要なくなる。

●エコロードは地方のみではなく、特に都市部においても道路整備に取り入れることも必要。

●高速道路や自動車専用道については、多くは整備計画もたてられており、整備事態も進んでいるが、それに伴って、住民地域を結んでいる国道について、全線片側に連続した歩道をつけるなど、歩行者や自転車が安心して利用できる地域住民の「生活道路」として整備し直すべきではないか。