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氏 名所 属
大江 英夫 九州観光推進機構 事業本部 副本部長

■ご意見の内容

・これまでの道路政策に関する改善点
  ○ 県境で道路の整備レベルが違うところが見受けられる。観光には県境はない。
  ○ 道路と景観の優れた(マッチした)地域では、お金を徴収してでも維持していく方策があっても良いのではないか。例えば、カナダのパークウェイ(シーニックイメージ) 
 ○ これからの人口減社会において、今あるモノを有効に使う(メンテと活用)ことが必要。「豊かさ」とか「楽しさ」や「ゆとり」といったものを大事にして、特に観光地に行ってガッカリしない整備、維持を、又、走っている途中も楽しめる様に整備をお願いしたい。
例えば、阿蘇の火口へのアプローチや路面が悪いが、それこそ、お金を取ってでも価値を上げるべきである。観光地での悪い印象は口コミで伝わる。

・今後の道路政策について優先度が高いもしくは低いと考えている点
  ○ 観光道路にはビューポイントの整備を望む。「とるぱ」みたいに本格的でなく、例えば、やまなみハイウェイのような道路で、ちょっと車を駐車して写真を撮ったり、風景を楽しむスペースがあれば良い。
 ○ 道路特定財源の一般財源化は反対であり、電線類地中化や観光資源の機能アップにもっと使うべきである。先日、阿蘇(世界的な景観を誇る)に行ったが、阿蘇のアプローチ(入口)で電線が目に入ってきて興醒めてしまった。特に電線類の地中化を強く望む。 せめてビューポイントだけでも地中化できないか。
 ○ 東側の道路がつながっていないため、広域観光ルートを形成できない。九州をひとつにする循環型ネットワークの整備を願う。

・その他
 ○ 自転車のマナーが悪かったり、スピードの出しすぎで歩行者が危険な面に合っている。できれば自転車専用レーン(都市部のイメージ)を整備願いたい。
  ○ 都市部の渋滞は少ない方だと感じており、気にならない。