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氏 名所 属
長田 玄一郎 壱岐市商工会 会長

■ご意見の内容

【道路整備の優先度】
○ 標識の整備が不足している。目的地まで案内するに際して、道路管理者が異なる場合、標識があったりなかったりすることが一因ではないか。
○ 島を縦断する国道が一本あるが、島内を周回できる道路がないため、島内の地区を行き来するのに時間がかかり、時間を有効に使うことができない。
  観光客からも、「島内には様々な施設があるが、行き来に時間がかかるので困る」という指摘がある。
  毎年「サイクルフェスタ」という全島あげてのイベントを開催している。現在レース距離が50kmであるが、これが100kmで開催できれば、本格的な競技として認知される。上述の周回道路がこの様な地域活性化の基盤としても役目を果たすと考えている。

【道路整備の効率化】
○ 上述の周回道路を新たに一から造るのではなく、ちょっとした拡幅を行うなど、今ある道路を生かしながら整備すればそんなに難しくないのではないか。

【道路に関して無駄と感じる点】
○ 道路改良で旧道が残されて、不自然に幅広な道路があるが、植栽等で利用するだけでなく、民間への払い下げ等有効な活用を図ってはどうか。

【その他】
○ 呼子から海上を経由して壱岐を縦断する国道があるが、海上区間の費用低減ができないだろうか。同じ距離で比較すると、有料道路と比べてかなり高い費用が必要。いくら安い産物を作っても、船代が価格に上乗せされるため、島外と対等に渡り合うことが出来ない。観光も同様であり、島外の観光地と同じ価格で渡り合おうとすると、交通費の占める割合が高いことから、純粋に旅行客を満足させるためのコストが小さくなる。
○ 上述の船便について、接続するバスの時間が悪い場合がある。
○ 壱岐では「まちナビ」ならぬ「島ナビ」という取り組みを行っている。また、住民参加のボランティアで、コスモスを育てたところを「コスモス街道」というような取り組みが部分的に行われている。将来的には「風景街道」の様に、全島の区間がつながっていけば良いと考えており、そのための手助けとなるものがあれば良い。但し、補助金のようなものは、次年度からなくなる場合もあり、継続的な取り組みにはそぐわない。