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氏 名所 属
小野木 覺 藤島町商工会 会長

■ご意見の内容

○今後、道路政策においては、無駄を排する等効率化を徹底する必要があると思いますが、特にどのような点を重視するべきと考えるか?

 ・高規格道路の円滑な高速走行を確保するため、追い越し車線の箇所・延長をもっと増やしてほしい。これは、既存の道路及び新規の道路を有効に活用する手段ではないかと感じている。(4車線分の用買・工事→追い越し車線分の用買・工事で、大規模なコスト縮減が図られる)
 ・地方への企業の誘導、農作物等の効率的な物流等の産業発展のため、日沿道に代表される主要な道路の整備が重要であると考える。
  それ以外の道路は、極力維持管理のみを実施し、既存の路線を有効活用する。


○今後、取り組む道路政策の一層の重点化を図ることが必要であると思いますが、優先度が高い又は低い課題への対応は何であると考えるか?

 ・鮮度の良い農作物を首都圏に迅速に輸送することが重要であると考えているため、日沿道の早期供用を望む。
 ・国道47号は、事故等が発生した場合の時間的・経済的な損失が非常に大きいと感じている。そのような理由から、国道47号のリダンダンシーとしての石巻酒田道路(新庄酒田道路)の早期供用を望む。

 
○国民の皆様に対し、幅広く意見を頂くこととしていますが、特に留意すべき点などあれば教えて下さい。

 ・交通マナーの欠けているドライバーが多い。(スピードが遅いのに追い越し車線で譲らない、2車線道路で規制速度以下のスピードで走行し、後続車の円滑な走行の妨げをしている等)そのようなドライバーを少しでも軽減するため、国交省から自動車学校等へ通達を出すなどして、ドライバーの交通マナー改善を徹底させる教育などが必要であると感じる。そのような交通マナーの改善を図ることによって、渋滞対策・CO2対策などソフト的な施策に貢献出来るのではないかと思う。
 ・交通マナーに関して、社会貢献している民間企業に対しては表彰するなどの配慮も必要であると感じる。国民の道路交通に対するモチベーションが高まり、交通マナーの向上及び浸透に繋がるのではないか。
 ・平成19年開催の夕陽ラインシンポジウムの際に、道路局長から、シンポジウムが20年開催されているのに日沿道が整備されないことに関してお詫びの言葉があったことについては、驚きと恥ずかしさを感じた。今までの要望が足りなかった(地元の声が中央に届いていなかった)と感じている。