○今後の道路政策において
・まちを活かすも殺すも道路次第で、日帰り客の多い出石のような観光地では特に重要である。遠くからでも気軽に来ることができるような道路ネットワークを優先して整備してもらいたい。

・特に但馬のような観光が主な地域では自然環境や歴史文化などの観光資源を壊さないような配慮をして道路整備をしてもらいたい。

・道の駅を地元住民が有効に利用できるようにして、地域の活性化につなげるようなことを積極的に取り組んではどうか。

・出石には工業団地はないが、いくつかの企業が立地しており、企業にとっては決められた時間に納入しなければいけないので時間を守れる道路整備が地域の活性化のためには必要である。


○道路政策全般に対するご意見、ご要望
・北近畿豊岡自動車道の整備に１０年もかかっていると経済環境も変わってしまっている。早期に完成するようにしてもらいたい。

・道路標識の裏側に観光案内標識などを設置できるようにして、有効に利用できるような制度をつくってもらえないだろうか。地域の活性化にも繋がるので是非検討してもらいたい。

・但馬地域では、過疎化により病院が統廃合されてしまったため、診察を受けるのに但東町から豊岡病院まで行かなければならなくなった。医師不足の問題もあり、移動と順番待ちで診察まで３時間以上もかかった。高齢化が進む中、道路整備にあたっては緊急医療対策を重視して整備してもらいたい。

・先般の熊本県の大雨では、道路が崩れて通行止めになっていた。このようなことがないよう緊急時にも避難路として使える道路を整備してもらいたい。