○東北地方の高速道路はまだまだ不充分で、地域間格差の要因となっている。
　高速道路は産業・経済活動に不可欠な社会基盤であり、未整備の地域にとって高速道路の整備は地域の生命線であり、使える高速道路が無いといった現状の格差解消を図ることが最優先の課題である。

○当該地域にとって安全・安心というのは日常の問題である。
　地震・津波も心配ではあるが、突然の病気や怪我の時にも早急に治療が受けられる医療施設或いは高度な医療を受けられる病院が無いといった日常の不安がここにはあり、それらの不安を解消するためにも高速道路が必要とされる。

○将来に渡って活用できる高速道路を整備しておくことにより、子供たちが地域の発展を担い、またその子供たちが地域に根ざしていくことが可能となる。

○かつて、国の統一的な基準に基づき過度に幅の広い歩道が整備されてきた。地域や利用者の実態に応じた構造で整備することができれば非効率的な整備を防ぐことが可能と考える。