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氏 名所 属
大槻 勝男 石巻商工会議所 工業部会 部会長

■ご意見の内容

<無駄なものについて>
・道路整備はするもの。供用後一年で掘り返すなどの無駄な工事は、各機関の連携をとれば解決する。

・道路整備をしていくことが前提ではあるが、高価なものはいらない。必要最小限の整備で良い。

・予算がないからと部分改良に投資してきたところもあるが、全体を線的に見て効率的に整備すべきである。

・本四架橋のように、過大な公共事業は無駄に感じる。3本ではなく2本でよかった。

<今後必要な道路整備のあり方>
・今までは都市を整備してきた。これからは地域と地域を結ぶための政策を検討すべきである。

・冬期の歩道空間について、雪が降って堆雪により歩行できない場合がある。最低でも除雪車(歩道用)が通行できる位の歩道が必要。アジアの中でも水準が低い。
今までどういう風に使ってきて、まだ何が足りないのかをPRすべきである。まだ取り残されている政策があるはず。

・地域経済、災害、医療の3つについて、フォローできる道路整備が必要。

・経済において、人の交流が大事。その意味で道の効果が大きい。ネットワーク(準ネットワーク)を繋げることが大事。

・仙台はネットワーク化されているが、石巻市・新庄市間など宮城県北ではネットワーク化がなされていない。

・中期計画に関して、ガソリンを使っている人たちの意見(地方)を聞くべきであり、意見反映されれば地元の道に対する愛着が湧くと思う。

・何度でも良いので、地元の意見を聞く会を重ねてほしい。

<道路特定財源について>
・特定財源については、余っているという風潮があるが、無電柱化にしろ歩道整備にしろ、遅れている整備に使うべきであり、目的税の主旨を踏まえて利用すべきである。

・道路特定財源は目的税であり、一般財源化するのであれば、税率を下げるべき。