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氏 名所 属
小川 英治 日亜化学工業(株) 代表取締役社長

■ご意見の内容

○東京に一極集中するのもどうかと思うが、交通の少ない道路よりも渋滞の激しい都市部から対策を取るべきと考えている。田舎に住んでいるが、だからと言って、田舎の道路から整備しろとは言わない。効率的に道路整備を行なうためには、中核都市や中核都市間を結ぶ道路に投資するのが良いと考える。

○徳島では、那賀川などの河川を渡河する部分がボトルネックとなっている。このため、道路を整備するのであれば、まず橋梁が必要だと考える。

○10年かかる道路整備も、供用形態を工夫し、5年で半分、10年で全線などのように、効果の高い部分を先行して供用することが効率的な道路整備だと考える。

○徳島道の暫定2車線は、走りにくい。交通量が少ないのではあれば、完成形を2車線とし、その代わり、中央分離帯を広くとるなど、2車線でも安全で走りやすい道路にできないのか?

○地球温暖化を始めとする環境問題や中国等の経済発展、地球人口の増加を見据えたときに、国土を効率的に使うことが重要となってくる。道路は、国土管理や食料供給などに重要な役割を果たす。
日本の国がどうなるのか、どうすべきなのかを良く考えた上で、道路などの社会資本のあり方を考えるべきである。