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氏 名所 属
佐々木 正憲 稚内北星学園大学 情報メディア学部 教授

■ご意見の内容

・宗谷シーニックバイウェイの様な活動は大事だと思う。分科会を立ち上げ、特に環境という分科会を立ち上げたのが大切なこと。地域協働でやっていけるハードやソフトの整備が大切である。
・シーニックに参加をしていても何をやっているのか解らなくなる様な活動では意味がない。案内看板を設置するにしても地域の人間が納得をする様な形が大事である。地域作りは市民力である。その為に行政もどんどん出て行かなければ駄目。
・行政は横断的に連携のとれることが大事である。私も海岸清掃などをやっているが環境省やその他ともうまく付き合っている。道路や景観などを考える時にも重要である。
・道路は道路だけでなく、その周辺の景観・環境なども含めて道路である。道路行政も道路だけではなくその周辺を含めた行政間の連携などもやっていかなくてはならない。
・宗谷エリアは市街地から市街地間の距離が長く、昔は離島への通過地、また、今でも夏場の観光だけで一年間の生計を立てている様な現状ではいけない。冬場のエコツアー等の冬場にすばらしい観光資源がまだまだ眠っている。
・冬場は稚内空港自体も運行が難しくなるため、その分、道路交通の重要性は上がってくる。冬場に強い道路は必要。
・防雪対策でも機能的な物だけを追求するのではなく、地元の宝になるようなことも必要。その地域でオンリーワンの物を作れば宝に成り得ることもある。
・行政間が横断的に連携を考えて行かなければならない。この地域には手つかずの自然が多くそれらを高める整備が必要であり、その整備がうまくいけば地元が誇れる宝にもなるし、地元が誇れるものが宝である。
・教授が「風のがっこう稚内」を主催しているが、この中でアイスキャンドルをやっている。今は市内の色々な箇所で同様のことが行われるようになってきた。その運動にも行政が手助けをして貰っている。市民活動を行うにも行政の下支えが必要でありその様に行政は関わりを持って欲しい。
・継続をしていける施策にしないといけない。