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氏 名所 属
斉藤 文夫 神奈川観光協会 会長
元参議院議員

■ご意見の内容

○道路整備などは、これまではトップダウンで事業が決まった。道路は地域の将来を決めるのに密接不可欠なものである。道路がどうあるべきかは、手間ひまかかるだろうが、地域の意見を十分に聞きながら決めていくのは良いことである。
○川崎市の場合、アクアラインの取り付け口として川崎縦貫道路の計画は始まった。当時、川崎市は計画反対だったが、東名高速までつなげることを条件に受け入れた。ところが、首都高速道路公団が民営化したら横羽線の大師までしか造らないことになった。これは国の約束違反である。
○道路整備を進めるには、評価の徹底、スケジュール管理が重要である。
○素人が見ても無駄と感じる道路整備がある。国道15号はグリーンベルトを広げてから数年後に今度は狭めてしまった。横羽線と湾岸線を連絡する海老取川の可動橋はどうなったのか。作るときは渋滞解消の目玉だったが今はクローズドされている。
○川崎縦貫道路が大師で止まるなら、外環を大師へつなげてはどうか。大深度地下の活用、多摩川堤防を活用すれば早くできるのではないか。
○道路管理に市民が参加するのはよい。少しぐらい手間賃を出しても良いのではないか。国道15号の道路清掃を立正佼成会の人たちがやっているのを知っているのか。
○欧米に出かけることがあるが、日本の道路がいちばん整備されており、道路文化が進んでいる。しかし、ガードレールはもう少しスマートなデザインに出来ないものか。
○技術発展も重要。シールド技術などは奨励し、効率化、コスト縮減に努めるべき。