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氏 名所 属
笹原 克夫 高知大学農学部 教授

■ご意見の内容

・無駄な道路は無いと思う
・社会ストックは、財産であるが放棄すると凶器になる
・例えば中山間地の旧道で路線廃止された土地などは大切な国土の一部であるので、有効活用すべきである。活用しなければ廃棄物の不法投棄場所など、国土管理上悪影響を与えるなど、旧道ストックは有効活用することが必要。
・四国は改修でストックを増やすよりも、ストックの維持管理が大事ではないかと思う。ただしここでいう維持管理は有効活用も含めた積極的な意味である。
・中山間地域の既存ストックは過疎が進み、維持が大変な状況になってくるが、それにより中山間地域を見捨てると20〜30年後に国防上の危機を招きかねない
・旧道のストックについても完全に廃止する事も含めてメンテナンス方法はキチッと決めておくべき。
  (単にバリケードで封鎖しているような処置では、無駄に感じる。旧道を捨てるにしても、捨て方があるのではなか)
・中山間地域について、適切な保全や管理のあり方を議論すべき。(国交省だけでなく横断的に)
・自転車利用者に優しい道づくりを進めて欲しい。