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氏 名所 属
斎藤 實則 聖霊女子短期大学 名誉教授

■ご意見の内容

・市町村境で沿道の景観が異なり、一本の路線として一貫性がないように感じられる。市町村の範囲、県の範囲を超えて施策として進めていけるのが国土交通省であり、重点施策として取り組んで行くべきである。

・冬期の地吹雪対策として、景観を損ねる防雪柵より街路樹(防風林)が有効と考えている。

・交通安全については、極め細かな心理的な指導を児童、生徒に対して行っていくことが大切であり、国土交通省と学校の連携を強めていく必要があると考えている。

・事故対策にあたっては、原因分析を曜日、時間帯、事故形態、天候など細かく分析した上で実施する必要がある。

・道路には適度な間隔毎に安全に車が駐車できる休憩施設(小規模)が必要であり、そこが癒しの空間となるように整備していくことが重要である。そこには日陰となる樹木を整備し草花があれば気持ちが和む、いわば昔の一里塚の観点を取り入れていく必要があるのではないか。

・道の駅の良さは清潔なトイレであり、また農産物販売は地元の方々とのコミュニケーションの場となり、地域活性が図られるものと考えている。今後さらに道の駅の整備は進めて頂きたいし、重要な施策であると認識している。

・国民に広く意見を求めるのは重要である。特に今後の道路づくりには女性の意見を大いに取り入れて行く必要があると考えている。