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氏 名所 属
佐藤 忠男 尾道商工会議所 会頭

■ご意見の内容

1.道路特定財源は、事業活動により生じた税なので、一般財源化することなくきちんと残してほしい。道路整備が地方をとり残したまま終わるのはいかがなものか。
2.4車線道路であれば最初から4車線でつくるのではなく、2車線で当面開通させる等のローカルルールを適用し、とにかく早くつなぐ事が大切である。
3.高規格幹線道路のネットワーク化は早急に進めていただきたい。尾道松江線の効果を期待して、県の流通団地の3工区はまだ完成していないのに予約でいっぱいの状況である。
4.農免道路は整備がかなり進んでいる。農免道路として整備された道路が、完成後には産業道路として使われている実態がある。縦割行政の弊害がでているのではないか。
5.市町村合併により、しまなみ海道沿線の島々が尾道市となり、島から市中心部に出かける機会が増加し、しまなみ海道の生活道路としての機能が高くなっている。しかしながら、通行料金が高く、地域住民の負担となっており、往来しやすい環境が望まれている。一部においては、多額の補償金をもらって廃止となった旅客船の復活を望む意見も出ており、復活するとなれば多額の補償金が無駄になってしまう。(例として、因島の小学生が尾道みなと祭に参加するためにバスをチャーターしたが、通行料金だけで11万円かかった)