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氏 名所 属
指山 弘養 佐賀県商工会議所連合会 会長

■ご意見の内容

○海に行く人、山に行く人色々な人がおり、観光先が多様化している。一人一人の価値観が変わっている。

○国土交通省が持っていた哲学は、「均衡ある国土の発展」であった。しかし、最近では、その哲学が変わりつつある。国土全体を使った国作りをして欲しい。均衡ある発展という基本的な哲学を守って欲しい。

○東京〜福岡間など大都市間の連絡は良くなっている。しかし、地方と地方間の連絡がまだまだであり、優先的に地方間の道路整備を行って欲しい。

○物流のための道路と生活道路の使い分けができるような道路整備を行って欲しい。

○アジアを見てみると特に中国では、ネットワーク整備を重点的に行っている。九州も同じように重点的にネットワーク整備を行っていかないと中国に追い越されてしまうことになる。

○産業の発展など労働力を上げるためにも道路が必要であり、有明海沿岸道路のように大牟田から福富まで道路ができると通勤圏が広がり産業が発展する。

○山の中など、こんな所にと思う所に立派な広域農道ができていたりしており、無駄を無くすように道路整備は国土交通省で一元化できないのか?

○道路の需要は、まだまだあるため道路特定財源の確保は必要である。

○鹿児島県などに行くと道路整備の状況が、佐賀と違って進んでいると思う。特に物流道路と生活道路の使い分けがよくできていると思う。

○伊万里港は貿易が盛んになっている。もっと道路整備による支援を行えば陸地での搬送が良くなり、伊万里港はもっと良い港になるはずである。

○唐津の人は、福岡空港までの所要時間は50分で、飛行機の便数も多いため、どうしても佐賀空港よりも福岡空港を利用する。

○佐賀〜唐津間は80分もかかるため、佐賀〜唐津間の道路整備が必要である。

○物流においては、需要に応じた搬送手段を用いており、多量少数であれば「鉄道」、少量多数であれば「道路」を利用する。道路を利用する頻度が高いため、地方細部までの道路整備が必要である。

○ゴルフは全身を使わないとボールが飛ばないように、日本も地方のすみずみまで道路が整備されていないため、日本は飛んでいない。(地方細部まで道路整備を行うことにより、日本はもっと飛躍・発展できる。)