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氏 名所 属
佐藤 尚子 函館すぷれっと 代表 (障害の種別を問わず心のバリアフリーを広める会)

■ご意見の内容

・最近は行政もいろいろな取り組みを行っているようで、努力していると感じています。しかしまだまだPR不足であり、市民感覚にあったPRをすべきである。例えば、高速道路の開通効果として開通区間での時間短縮(だいたい5分程度)をPRしてるが、インパクトは薄い。長距離を走ることで得られる効果をPRすべきである。

・道南には高速道路が無いので、ETCへの興味が薄い。またドライバーが不慣れであるため、インターの出入り口で事故に繋がりやすく危険である。自動車学校の教育も含めて対策して欲しい。

・道路特定財源については、市民の関心がおよぶ時にもっとPRしてはどうか。例えばガソリンスタンドでのPR、ガソリンが値上がりした時にPRなど。

・ボランティア・サポート・プログラムは、道路に関心をもってもらい、行政の顔が見えて行政を身近に感じられる良い取り組みである。さらに雑草が無くなることは、汚しづらくなり道路がきれいになる。
・案内看板は、始めて走る人が判るレベルで設置して欲しい。

・無駄な道路は無いと思う。計画や工事段階で文句を言っている人も、完成後は当たり前の顔をして使っていたり、恩恵を預かっている。函館新外環状道路も早期供用を期待している。

・バリアフリー対策では、施設のバリアフリーも重要だが、心のバリアフリーはもっと重要である。身障者とふれあう機会を多く作ることがそれに繋がると思う。

・歩道の片勾配は緩やかにして欲しい。車イスはもちろんだが、身障者や老人は勾配の下の方にさがってしまい危険である。

・新しい歩道は、全国の基準で点字ブロックを設置しているが、車イスや高齢者にはつまずいたり滑りやすく、横断歩道など現在の半分の長さでも良いのではないかと思う。道南で最近拡幅された国道5号(昭和線)を車イスの方や目の不自由な方々と一緒に現地を歩いて検討してほしい。

・自転車利用の促進として、JR駅などに駐輪場の整備を希望したい。