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氏 名所 属
齋藤 秀人 (社)徳島新聞社 編集局次長兼編集委員室長

■ご意見の内容

・地域毎に中長期計画を立て、緊急性があるものに予算の重点配分、目に見える形での事業のスピードアップを図っていただきたい。ただし、中長期計画といっても時点修正が必要であり、その都度点検、見直しが必要である。昔決まった都市計画を、そのときの道路構造のまま現在整備しようとしている。

・道路の維持管理費も含め、コスト意識をしっかり持つ。例えば道路植栽は近年の維持管理費の削減により、昔ほど植栽の維持ができていない。維持できないなら何故植栽を設置したのか、当初設計でそこまで考えていないからである。画一的な道路整備ではなく、その場所にあった道路計画、構造が良いのではないか。

・都計決定した事業がそのままとなっている。それが足かせとなり本来必要な整備ができない。都市計画のやり方に問題があるのでは。JRの徳島駅周辺連続立体事業が進まないから、国道192号の狭小部の対策ができないというのは、住民の目線に立つと理由にならない。計画はそれとして持っておいて、必要性に応じて変更することが必要。

・徹底的なコスト意識は必要。既存の道路においても、その道路がもつべき機能を考えてその視点で整備すればもっと効果が上がる。

・交通安全対策で行っている地下道は防犯上良くない。あまり利用もしていない。

・県南部は道路整備から取り残された感が強い。四国の中でも阿南安芸間だけが国幹道から外れた。8の字ネットワークとして阿南安芸自動車道は是非進めていただきたい。その道路規格も現道活用ありきで良いと思うが、住民の方にはこれからできる道路の整備の仕方について説明責任を果たして欲しい。