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氏 名所 属
澤田 一夫 鹿島商工会 会長

■ご意見の内容

○道路特定財源は、道路に使われることを理解して納めている。それを例えば福祉に使うと言うことは納得できない。

○県道、市道、町道、農免道路等、いろいろあるが、利用する側が使いやすければ、(整備主体は)だれでも良い。重複した整備を見ると、縦割り行政だと感じる。道路行政は1つにした方が効率がよい。

○高速道路整備は、まずネットワークを繋ぐことが最優先。ネットワークが繋がるまでは、サービスエリア、パーキングエリア等は、簡素で良い。

○道路は、教育・産業・医療・福祉・観光等の様々な活動の基礎である。道路特定財源で道路整備を進め、地方の活性化を進めて欲しい。費用対効果だけの議論ではない。

○ここ(南相馬市鹿島区)と石巻市は、仙台までの距離がほぼ同じ。鹿島区からは仙台に約70人通勤している(石巻に比べ極端に少ない)。多くは、仙台にアパートを借りて、通勤・通学している。JR、高速道路等の整備が遅れているためである。整備が進み交通の便が良くなれば、鹿島区に住み、親の面倒を見ながら、仙台に通勤・通学が出来るようになる。

○以前、いとこが、くも膜下出血で倒れた。この地域には三次医療施設が無いので、国道115号を使い福島の県立医科大学へ搬送することになったが、阿武隈高地を横断するため搬送時の安静が保てないので県立医大の先生の判断で、先生が南相馬に来て手術をし、助かった。先生は、搬送していれば危険だったと言っていた。国道115号の早期整備が望まれる。