閉じる
氏 名所 属
佐々木 昌二 (社)宮城県タクシー協会 会長

■ご意見の内容

・現在財源的な問題があるにも関わらず、三陸縦貫自動車道整備が着実に進んでいることは評価できる。

・坂下拡幅は、前後区間で舗装まで進んでいるが、ガード下の拡幅は進捗がない。早期の事業完了を望む。

・交差点改良は、渋滞解消などの効果があり有効な事業である。例え財源が縮減されても重点的に進めるべきと考える。

・以前までは看板などで「道路整備はガソリン税などの税金でつくられている」とアピールされていて、道路利用者は「多少税額が高くても我々が使う道路のために払っているのだから仕方がない」と納得していたと思う。しかし、道路利用者に十分な説明がなく、いつの間にか道路特定財源が一般財源化されることになり、憤りを感じている。

・道路に関心を持ち、きれいに清掃され、花が植えられている状況を見て、その地域に住む人の心の豊かさが分かるのではないかと感じる。

・道路整備については、行政だけではなく、地域住民にも計画段階から参加していく取り組みは、とても重要である。この取り組みを更に広めて欲しい。

・車両の購入に際して車庫証明が必要であるが、実際は1台分の車庫で複数台の車両を登録するという実態がある。それを野放しにしたことにより自動車は増加を続け、渋滞が発生し、道路行政に負担が掛かっている。自動車販売業者、タクシー業界も含めて、車両数の縮減が必要である。自動車メーカーは、売りっぱなしで、何の施策も講じていない。

・海外(アテネ市やメキシコシティなど)では、車両ナンバー別で、市街地への乗り入れ規制をやっている。例えば、メキシコシティでは月〜金の平日は末尾番号別で乗り入れする車両を限定している。日本でもこのような車両を規制する根本的な施策が必要であると考える。