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氏 名所 属
塩田 謙三 横手商工会議所 副会頭

■ご意見の内容

・道路特定財源で軽油には暫定税率が掛けられているが、道路を造るために税金を集めているので、一般財源にするのであれば、負担者(納税者)に返還すべきである。そうでないならば道路を造るべきである。

・ローカルな地方はまだまだ道路整備が未発達である。 秋田自動車道においても事故も多く、地方と首都圏との格差は非常に大きく、中央に声を発信していかなければならないし、東北中央自動車道の横手−相馬間の完成がこの地域の第1の願いでもある。また、新庄に行くにしても主寝坂道路等、大分整備が進んでいるが、問題なのはネットワークとしての整備、とりわけ雄勝こまちIC以南の道路整備である。

・日本は物流コストが高いと言われるが、一般財源化に鑑みれば高速道路利用料金の低減は必須と考える。

・雪国の特徴として、歩道上の除雪も行っており、車道の安全性の向上は必要不可欠であるが、凍結抑制剤散布は車への塩害を及ぼすことから、車が錆びないような凍結融解設備等を推進するとともに、山間部、トンネル抗口や橋梁など凍結しやすい箇所へのセーフティーロードに向けた技術開発を推進すべきである。

・もしもしピットの整備は、渋滞対策に貢献しており更なる普及展開を図るべきである。

・平賀総合病院移転(H19.4.3開院)に伴い、国道13号利用のニーズが高まってきていることから、2車線区間であり病院への代替路が無い横手バイパス以北の横手−大曲間の4車線化が必須の重要課題である。

・東北縦貫道の碇ヶ関ICから浪岡IC間は80km/h規制であり、国民感情からすれば、規制無し(100km/h)区間から鑑みると同一料金体系であることに疑問が残るので、料金体系を見直すべきと考える。

・ネットワーク形成も大事だが、国道に限らず市道に至るまで道路行政全般は、自然も植栽も含め地域との協働(ボランティア)は地域に活力を与えるので、潤いある道路造りは街づくりビジョンになるものと考える。