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氏 名所 属
島田 憲郷 益田商工会議所 会頭

■ご意見の内容

■道路政策における改善点(効率化)
・事業のスピードアップ化を図ること。また、スピードを早めるためのチェックも必要。
 ・無駄な道路かどうかは自分達では解らない。メディアでの情報によるところが大きい。
 ・道路の改良後、直ぐに別の工事が行われたりするとその点は少し無駄と思う。
 
■道路政策で一層重点化を図るべき点
 ・米・中では、まだ高速道路を延伸する議論があるが日本の大都市ではもう必要ないと言った意見がある。地方は、まだまだ整備されていない区間があり、格差是正を図るためには必要。
 ・何が必要かと言った議論は一通りの整備が終わってからの議論である。国道9号一本しかなく災害時の迂回ルートがない状況で予算が少ししか伸びないのはまずい。酒を陸送する場合でも災害時における迂回ルートがないため、商売あがったりである。
 ・山陰は公共交通の利便性が悪いため車での移動が主となる。経済活動を行う上でもハンデとなる。
 ・ネットワークがつながっていない高速道路の整備、地域活性化や物流のため都市や交通拠点を結ぶ道路の整備、通勤・通院などの日常の暮らしを支える生活幹線道路の整備は最低限必要である。また、緊急医療時もしかり。我が地域ではまず根本に道路が必要であり、ある程度道路整備が進めばバリアフリー対策、環境対策、電線類地中化、わかりやすい案内標識の整備等が考えられるがこれらは第2段階での問題である。
 ・アジア地域では中国、インドがめざましい発展を遂げており、両国を結ぶ道路によりその間の国も発展している。1本しかない道路で渋滞に巻き込まれながら松江まで行くのに3時間30分かかるのは先進国では異常な事態である。