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氏 名所 属
進藤 喜一郎 (株)マルエス水産 代表取締役会長

■ご意見の内容

○これまでの道路政策に関して、特にどのような改善点があると考えるか?
 ・高速道路にしては規制速度が厳しすぎる路線がある(60、70km/h)。そういった箇所では、事故も多発している。
  線形に応じて規制速度を上げたり下げたりする等、臨機応変に規制見直しを実施していくべきでは?
 
○道路に関して無駄と考えることはあるか?
 ・生活と産業のための道路が重要であると考えるが、現在、それ以外の並行路線も数多くあり、財源が少ない中での維持管理が大変ではないかと感じる。
  そういった道路(特に市道・農道)は無駄だと思われるため、なくしてしまってもいいのではないかと思う。
  
○今後、取り組む道路政策の一層の重点化を図ることが必要であると思いますが、優先度が高い又は低い課題への対応は何であると考えるか?
 ・生活・産業用道路には、さまざまな政策、事業があると思いますが、「ここだ」という箇所については、必要性を国民に広く明確にPRし、短期間で集中的に取り組むべきと考えます。また今後、ガソリンの高騰、少子高齢化など、この先、鉄道やバスといった公共交通機関が見直され、車社会の需要が減ってくる時代が来ると思われますので、そうした理由からも、道路整備事業はここ10年が勝負と考えます。
  特に最重要の産業用道路については、短期間で集中的に整備を進めていくことが必要と考えます。

○国民の皆様に対し、幅広く意見を頂くこととしていますが、特に留意すべき点などあれば教えて下さい。
 ・新潟北部方面の日沿道の整備促進に期待したい。早く工事に取りかかり、盛土等による路線の形を示し、地元及び中央にアピールしていくべき。
 ・現在ETC割引等あるが、高速料金の更なる値下げを望む。
 ・道路整備における具体的な目標を掲げて、イベント・シンポジウム等、効率的な運動を行うこと。
 ・高速道路での円滑な車両の流れ、経済性、また事故軽減の為にも、現在大型車に付けられているリミッターの排除を願いたい。
 ・酒田港で水揚げされた魚を関西方面に輸送することを考えると、日沿道の必要性は絶対的。また、夕方水揚げされた魚を、東京・名古屋・大阪等の大商圏に朝一で競りに掛けることができるように、山形県内の高速道路のネットワークがいち早く完成することを期待したい。
 ・冬期間の除雪や夏期の歩道等の草刈りなど、今後は地域住民が行政をサポートして積極的に活動すべき。(今までは、地域が行政任せのところが多かった)