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氏 名所 属
篠原 秀輔 ふるさとわきまち(株) 総務部長

■ご意見の内容

・道路が我々の生活や経済を支える非常に重要なインフラということは十分理解するところであるが、単純な疑問として人口が縮小する社会にあって、何十年も前に計画された道路の建設や、補助要件により無意味に規格の大きい市道や県道の整備など、本当に必要なのかと感じる道路があまりにも多い。

・路上工事が変わらず多く、しかも同時期に集中しているように思う。電気やガス、水道などの埋設物の工事はなるべく同時に行えば、期間が短くなり費用も安くなる。

・日本の道路事情は「歩車道分離」や「歩行者優先」を謳っているが、道路の構造そのものが車に都合のいいように作ってあり、自転車は完全に置き去りにされている。
 市街地では交通事情に応じた形で車道と歩道を切り換えて走行したいと思うが、歩道は縁石の段差が多すぎて走りにくいし、かといって車道を走行するのは非常に危険である。
 エコロジーやコンパクトシティを標榜するのであれば、道路施策のなかで自転車の目線がもっと盛り込まれてもいいのではないか。

・主要道路を中心とした路面の浸透性、標識や信号等の視認性などの道路環境の質的な向上が必要である。

・観光面として、観光地への案内看板が県外からの観光客に対し、分かりやすい案内看板を設置して欲しい。

・県西部と県南部は距離的にはあまり離れていないのに、県西部から県南部に向かうのに一度徳島市まで行かないといけないので、大変な遠回りになる。観光客のために山間部の道路を観光バスが安全に通行できるようにしてほしい。

・緊急輸送ルートの確保や橋梁の耐震化など、災害に備えた道路づくりが重要である。

・事業評価(事前・途中)による必要性の検証及び事後評価の徹底が必要である。