・高速道路ネットワークは、広域分散型の地域構造を形成している北海道にとって非常に重要であるが、全国に比べまだまだ整備水準の低い状況であり、早期の整備が優先度の最も高い道路政策である。
また、割高感のある高速料金の引き下げを行うことにより、利用促進が図られ、地域間交流の拡大、物流コストの低減などに大きな効果があるものと期待する。
・北海道では特に冬期間における吹雪による視程障害の発生など、ドライバーにとって過酷な状況にある。防雪柵や防雪林、視線誘導柱などの安全施設の充実とともに、道路構造自体においても雪に強い道路づくりをこれからも続ける必要がある。