閉じる
氏 名所 属
菅原 武人 気仙沼・本吉地域広域行政事務組合消防本部 消防長

■ご意見の内容

・三陸沿岸地域にとって地震・津波対策は最重要課題であり、国道45号は浸水被災時等には通行不能となり、人命救助にも支障をきたすことから、三陸道の整備は是非とも必要である。

・国道284号は高さ制限箇所が2箇所あり、大型の消防自動車の通行のネックとなっている。

・気仙沼地域から仙台への救急搬送の頻度が高い。往路は無料通行が措置されるが、復路は一般車両扱いのため有料となる。早急に次の出動に備える必要もあることから、救急体制の確保の観点から復路についても無料通行措置を検討願いたい。

・交通量の多寡の議論ではなく、災害への備え、人命救助、地域の活性化といった視点から整備の必要性を論ずるべき。

・幅員狭小部が多く、事故や火災発生時には迂回路もないことから渋滞の原因となっている。緊急出動にも支障を来すおそれがあることからすれ違い可能な幅員を確保すべき。

・救助工作車は事故発生時には真っ先に駆けつける必要があり、迅速な体制を確保するためにも高速道路の整備は必要。

・円滑な消防活動のため電線類の地中化も推進して欲しい。新しい街並みは最初から地中化した方が経済的と思われる。

・地方部の緊急車両の運転手は遠距離運転を強いられる。人命を預かる運転手の負担軽減のためにも高速道路が必要。

・県道大島浪板線の津波避難場所の確保。