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氏 名所 属
杉橋 和彦 (社)滋賀県建設業協会 会長

■ご意見の内容

1 これまでの道路施策に関する改善点、無駄について
・整備の必要性や方針、スケジュールを幅広く開示し関係地域、住民に充分解りやすく理解を得るべきである。
・道路事業は経済性を追求しすぎるとますます地域間格差が拡大するし、道路程いろいろな解決のため必要な公共事業は無い。即ち、開発や利便性、経済の活性化等の面からだけではなく反対に防災や避難・救助あるいは交通事故防止の面からだけでもない。あらゆるニーズを解決できる公共事業が道路である。それだけに事業の進め方について社会にもっと知って貰えれば良いと思う。

2 今後、取り組む道路施策の重点化等について
・例えば滋賀県の場合は、昔から交通の要所であり、特に1号線、8号線という一ケタ国道が2車線道路であり、交通渋滞が著しく接続する他の道路まで大きな影響を受けている。緊急時のためにも4車線化やバイパス整備、スマートICの増設などに早急に取り組んで頂きたい。
 また、湖西、湖北の161号線、303号線、367号線は山が迫っており地震災害等が発生すれば同時に寸断される現状であり部分的なバイパスなど安全安心な道路整備が必要である。

3 幅広く意見を聴く場合の留意点について
・首長の意見、地方議会の意見、そして地域住民の意見など巾広く聴くため、アンケートを行うなどして頂ければと思う。

4 その他
・道路特定財源は道路整備を目的とした税金であり、行政や住民がどうしても必要という要望がある限り、要望を解決できるまでは集中的に迅速に道路整備に充当すべきである。