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氏 名所 属
隅田 深雪 えひめ道を考える女性の会 代表

■ご意見の内容

・ 高知県半家バイパスの完成により、R197とR381で須崎市への所要時間がほぼ同じとなり、又全線2車線の安全性の確保と合わせて、生活道路と観光の双方に好材料となっている。道の駅の開設も地域活性化に大きく寄与すると思われる。

・ 道は繋がってこそ効果が発揮できるのであって、人口が少ないから要らないのではなく、道を作ることによって、移動と交流を促進するのが目的である。

・ 財政難の昨今、道路を活用してこんな暮らしがしたいとか、交流を促進することでこんなメリットが私たちの地域に生まれることを明確にしないと、少子高齢化の諸問題の中、道路建設への理解を得ることは難しいのではないか。
将来的な人口動態や交流圏の数字を具体的に示すべきである。

・ 計画⇒着工⇒完成⇒供用までの期間中に社会情勢の変化に対応した設計変更も必要である。

・ 地域活性化のビジョンの中で、経済地域と、自然文化を尊重する区域を区分できたら良い。
地域の暮らしやすさと経済交流の両面を考えることで、道作りの風景が見えてくるのではないか。

・ 各省庁が地域活性化に取り組む中、連携不足による情報の共有化が遅れており、地域住民に有効な政策が選択されていない。

・ 都市と地方の格差が生まれる中、地方と地方の格差も生じている。先進地域への各省庁の重点配分の集中が見られ、人材、情報の不足している地域の遅れがますます顕著である。
活性化の遅れている地域は、行政担当者のレベルも低く、国の指導が望まれる。

・ 「将来、どんな風景の中で、どんな暮らしがしたいか」を考えることで、今成すべきことが見えるはずである。