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氏 名所 属
玉川 忠義 庄原商工会議所 会頭

■ご意見の内容

・世論として、効率化というのは理解。ただし、地方(庄原)は違う。東京等の都市は移動に公共交通があるが、地方では車がないと生活できない。
・合併した市民への意向調査で最も多かったのは「高齢者の交通」。お年寄りの通う病院までの交通手段としてバスがあるが、過疎で便が少なく都合の良い時間のバスがない。仕方なく朝、息子の通勤車に乗せてもらい病院に寄ってもらう。帰りは夕方まで待ち息子の車で帰る。1日病院で過ごすことになるがすることもない。このような高齢者が増えている。
・田舎に両側歩道付の広い道路が整備されているが、歩道は殆ど利用されていない。これは無駄。何でも道路構造令どおりつくるのはどうか?
・「真に必要な道路」は、都市と田舎では定義が違う。
・田舎の人口が減少してきており、人口比から議員も減少。このままでは、地方(田舎)の声が届かなくなる。何でも東京で決められている。審議会メンバーも都市に住む有識者が多く、田舎の実状を踏まえた意見は先ず出ない。
・庄原市の観光は、国営公園等で60億円/年の収入。市の税収が36億円/年なので観光の方が多額。観光をがんばった方が効果的。このように観光交流人口を増やすには、道路整備は重要。道が悪ければ人は来てくれない。公園でのコンサートも中国縦貫道があってのもの。今冬、公園内のイルミネーション強化が評判良く、口コミで広島市等から11万人来た。
・品確法に基づき、良い工事を行う業者はしっかりと評価することはよい。悪い業者は、淘汰されるべき。このことは建設業界を助ける施策と理解している。