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氏 名所 属
多良 淳二 (財)佐賀県地域づくりネットワーク協議会 会長

■ご意見の内容

○必要以上の投資をしている道路がある。山間部などは自然環境や生態系を壊すことになるので需要にあった投資をすべき。
○現在の農道は幅が広く、あぜ道まで舗装している。費用対効果や必要性は検証されているのか。
○生活道路、産業道路の整備は必要である。
○国道34号の佐賀、鳥栖間は早急に複線化が必要。渋滞がひどい。一気に複線化が難しいのであれば交差点の右折レーン設置などの対応もあるのではないか。
○特に、上りで神埼橋から右折する車、下りでは大町橋から日ノ隈方面に右折する車で滞留し渋滞している。停止線の位置をずらすなど、そう費用のかからない対策もあると思うので検討して欲しい。
○今後の地方都市は生活道路を優先した道路整備、まちづくりが必要。
○橋梁の架け替え工事は、歩道設置や下水、電気、ガス管の添加など将来計画を見据えて整備すべき。
○掘り返し工事が多い。下水、電気、ガス管などは共同溝を整備し、今後はその中で工事を行えば無駄な掘り返し工事をしなくてよいのではないか。
○中期的な計画ができたら関係機関で調整し、効率的な事業を行って欲しい。
○歩道と車道の段差解消が必要である。
○通学路の歩道設置が必要である。
○ドイツのハイデルベルグでは、河川は三面ブロックから多自然型へ、農道はアスファルトから土に戻している。それが観光となり癒しになっている。要は何を第一優先に考えるかということである。今後、高齢者が増え、社会の優先度は安心安全に変化していく。経済一点から方向を転換した道路づくりも必要である。
○整備が進んでいないのであれば、整備されていない特色を生かしたまちづくり、道づくりを行うことで画一的でない生活道路優先の道づくりになるのではないか。