○道路網の早期整備
・北海道横断自動車道（本別〜釧路）や釧路外環状道路等は現在建設中でありますが、これらの道路網は完全につながって初めて効果が発揮されるもので、１日も早い完成を望みます。また、道東縦貫道路の建設は、釧路・網走地区を結ぶ動脈路線となり計画路線への早期昇格と事業実施、完成の実現を望みます。

○冬期の道路維持について
・旅行形態が個人、少人数化し、マイカー、レンタカー利用が増加している現状の中で、北海道外のお客さまから「冬期の道路状態はどうか」と不安の問い合わせが多数あります。私どもは、「幹線道路、とりわけ国道については降雪があっても早期に除雪がなされているので殆ど心配はありません。」と対応し、冬期観光客の誘客に努めております。北海道開発局が実施する冬期の維持管理は、観光客の不安を解消し、地域の振興に多大な貢献をしております。仮に、国道の維持管理が北海道や自治体に移管された場合には、現状の北海道や自治体の除雪体制では、冬期の安全・安心な道路網の確保は非常に危惧されます。

○標識について
・外国人観光客が増加している中で、レンタカーによるリピーターや個人旅行者が増加傾向にありますが、外国人にも安心して運転出来る道路環境を整備することは、誘致活動を行ううえで大変重要になってきております。外国人観光客の誘致推進の大きな商品でもある「外国語表記」について、早急な整備を望みます。

○歩道の整備
・狭小幅員でかつ急傾斜な歩道は、冬期は転倒の恐れがあり、とても危険です。特に観光地においては、車中心の道路から人優先の道路への転換を望みます。